SMILE講座<3回目>
今回は「こどもを勇気づけよう!」という章でした。
叱ることでも褒めることでもなく、アドラーが大切にしている「勇気づけること」をみんなでロールプレイをしながらじっくり学びました。
勇気づけで一番大切なのは、相手の気持ちを察すること。
相手(こども)はどんな気持ちなのかな…。
例えば、中一の娘が雨の日に自転車で買い物へ行き、
スリップをし、足に怪我をして帰ってきた。
『そんな怪我、大丈夫!大丈夫!大きな怪我じゃなくてよかったね。』
こんな対応をしませんか?
実はこれでは、自分の気持ちを受け入れてくれた…とは思えないのです。
『痛かったん違う?恥ずかしかったねぇ。』
こどもの目で見、こどもの耳で聴き、こどもの気持ちになって感じること、
これが「勇気づける」ということ。
それからもう一つ、今日学んだこと。
それは当たり前をみつけて注目する大切さ。そしてその難しさ…。
例えば、自分が外出している間、留守番をしてくれたこども。 帰ってきたとき、
『ただいまー、お待たせー』
といいませんか?
これでは当たり前なことは当たり前のままです。。。
『待っててくれてありがとう!おかげで買い物がゆっくりできたわ。』
待っていてくれたことに感謝をする。
不適切な行動にはすぐ注目できるのに、 適切な行動にはなかなか注目できません。
それを知って理解した上で、”意識して”生活をしていく(積み重ねていく)しか、
どうやらないようですねぇ^^;